■聖マッテヤ子供の家の理念■


1)わたしたちは、法人の理念に基づき、 子ども一人ひとりを尊重し、 子ども側に立ってその権利を擁護します。
2)わたしたちは、愛と情熱をもって、 子どもたちの安全や安心を守り、自立と家庭復帰のため尽くします。
3)わたしたちは、 常に職員の専門知識と技術の向上に努め、 子どもたちの豊かな成長のために最善を尽くします。
4)わたしたちは、地域社会、関係機関と常に連携し、 子どもの命を守る情報発信基地を目指します。

 

■沿  革■

施設及び法人の創設者
司祭 竹内直三郎について
1894年1月和歌山県に生まれる。
日本聖公会京都教区司祭に就任し、 主として三重県下の布教活動に従事する。 幼児教育・児童養護事業の復興のために奔走した。
三重県里親会会長、 三重県幼稚園協会会長、 三重県私学審議会委員、 三重県児童養護施設協会会長等を歴任、 1974年には勲六等単光旭日章を受賞した。
1990年 逝去。 享年96歳。

 

■昭和32年05月  社会福祉法人 「聖マッテヤ子供の家」 創立
■平成06年04月  「聖マッテヤ子供の家」津市産品地区へ移転
■平成15年03月   社会福祉法人「聖マッテヤ会」に法人名変更
■平成22年05月   大規模修繕及び改築
■平成29年10月  地域小規模児童養護施設「ナザレの家」開所

 

■運営方針■

当施設は、キリスト教精神に基づき、養護を必要とする児童、虐待により保護を必要とする児童、心理的なケアを必要とする児童、自立支援を必要とする児童に対し、一人ひとりを受容し、健全な成長を援助し、家庭復帰、心理的回復、社会的自立に向けて育成援護することを目的として運営していきます。 施設に入所してくる子ども達を権利侵害から守り、子どもの成長発達を保障していきます。
下記の点を主眼として運営管理にあたります。

① 人権尊重と人間性の回復   
② 個別化の尊重        
③ 家庭的養護と集団性の活用  
④ 保護者等家族関係の調整   
⑤ 社会参加の促進       

創立以来運営してきた大舎制から家庭的養護を重点的に行える小規模化(グループホームの設置・運営、 施設のユニット化)への転換を目指していきます。